野川さんのこと

旅に出ると、現地でこそ食べられるものを食べたい。
友達がここに旅してきたら、きっと同じことを思うだろう。

個人商店の多いこのマチ「調布」で出会う食べものには、
ガイドブックに載っていないけれど美味しいものが数多くあります。
それは特別な日の食べものではなく、暮らしの普段使いの食べものとして。

たとえば食パン、お店が違えばレシピも違う、それを作る人が違えば、
このお店の食パンはもっちりとしている、このお店はさくさくしているというように味も違ってくる

初めてのお店のものを食べるときは、いつだって初めての味に出会うということです。
今まで知らなかったお店で買ったものが「あっ、美味しい」と感じるときの宝物を見つけたような感覚。
友達が来たなら、ここに連れてきてあげたい。
それまでこのお店が続くように私が食べ続けていよう。

そろそろお気づきの方もいらっしゃると思います。
野川さんはただ「くいいじ」がはっているだけなのでは、、、と。

さてとお腹も減ってきましたので、この辺で。
野川さんの調布暮らしをお楽しみ下さい。